それで寿命は何秒縮む? (電子書籍)

それで寿命は何秒縮む?
著者 半谷輝己
ジャンル 実用 > 健康
出版年月日 2016年09月22日刊
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フォーマット 価格
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単行本 定価1,540円(本体価格+税)

目次

[予習編] 誤解を避けるための最低限の予備知識
第1章 ママさん必見! いろいろな飲み物・食べ物の損失余命
第2章 知らずにしている、なっている…あなたの行動・体質の損失余命
第3章 ホンネで解説! やっぱり気になる放射線リスクの損失余命
[復習編] 自分なりの「リスクの相場観」をつくるときの注意点

内容

健康分野のテーマを評価する際の、「損失余命」という新しいものさしを提示する1冊です。
「損失余命」とは、ある食事や行動をしたとき、どの程度その後の寿命が減るのか、先行するさまざまな研究で積み重ねられてきた発がんなどの健康被害との関係から計算した平均値のこと。たとえば、喫煙ならば1本12分、毎朝のコーヒーならば1杯20秒、コンビニのフランクフルト1本なら1分14秒の寿命が減るだけのリスクがある、といった感じです。
著者が福島の風評被害対策の講演などを行う中でも、もっとも聴衆の反応がよいリスク提示方法であり、UNSCEAR(原子放射線に関する国連科学委員会)などの国際機関も注目し、放射性物質のリスク説明手段として、損失余命を使う研究を始めているそうです。この損失余命の考え方に従い、さまざまな食品や習慣で縮む寿命の長さと、その理由を示す1冊です。