第7話 ハジメ、読んで、やってみた!

脳も体も冴えわたる 1分仮眠法

ども、ハジメです。
最近、寝苦しくて夜眠れない、なんてコトありませんか?

暑苦しくてジタバタしているうちに、夜が白みかけている……。
僕もそんな毎晩を過ごしているワケなんですが、とにかく日中がキツイ! 朝はもちろん、昼を過ぎる頃にはマブタが閉じかかってくるわ、デスクが眼前に迫ってくるわで、もう大変……。

そこで今回は、こちら!

オビに力強く謳われている
『手ごわい「眠気」をコントロールする技術。』
の文句が何とも頼もしい1冊です。

これだよ、これ! 今の僕に必要なのは!

何でも、毎日の生活の中で1分間を複数回、可能ならば20分間の仮眠を1回程度取り入れることによって、毎日の睡眠不足(=睡眠負債)を取り戻せるんですって!
へぇー。

とは言え、本当に心配なのは、仮眠1分で済むのか、というトコロです。
仮眠のつもりが爆睡へと移行する、なんてよくある話。
本書でも、深い眠りに引きずられることを「睡眠慣性」と呼んでいて、特に警戒するように訴えています。
「睡眠慣性」の力は非常に強力で、並大抵の精神力ではその力にあらがうことができず、ついには眠りの世界に引きずり込まれてしまうのです! なんて恐ろしい!
(なんか、どっかの銀河帝国の皇帝みたいですね)

そこで、今回はそんな「睡眠慣性」を寄せつけない「1分仮眠」をやってみました。

まず、仮眠を取るタイミング。
1日の内に眠気のピークが来るのは2回あります。(下図参照)

仮眠はこの内、日中2時から4時のピークに合わせて取るのがベストなタイミング。
少し先取りして、早めに取るのでも大丈夫!

そして、姿勢。
仮眠時は座ったままの姿勢を強く推奨します。
間違って姿勢を横にでもすると、「睡眠慣性」の力が発動しやすくなります!
大変危険です。

座ったままであれば、どのような姿勢でもOK。
質の高い眠りを維持するために、出来る限り楽な姿勢をとりましょう。
椅子から転げ落ちない様に気をつけて!

僕にとってコレは重要です。ズバリ、起きたい時間に目覚める方法!
それは、仮眠を取る前に「1分で起きよう」と自分に言い聞かせるコト。
え?
それだけ?
実は、「自己覚醒法」と呼ばれていて、結構効果的な方法なんだそうです。
遠出に備えて、早めに目覚ましをセットしたら、その5分前に目が覚めた、なんてコトが時折あったりもしますが、それと同じ理屈だそうですよ。

それだけでは不安だなぁ、なんてヒトは(僕もですけど)、コーヒーがおススメ。
コーヒーに含まれるカフェインは大体30分ぐらいで効き始めるということなので、タイミングを見計らって飲んでおきましょう。

目覚めた後は、ガムを噛みます。
いえ、必ずしもガムでなくてもいいんですが、「噛む」と言う行為によって分泌される物質が神経細胞を元気にして、目覚めやすくなるそうです。
なるほどね。

軽くストレッチもしておきましょう。
仮眠中は、起きているときより血液の流れがゆっくりになっています。
ストレッチをすることにより、血流がよくなり、脳と体のパフォーマンスがいち早く覚醒時に戻るそうですよ。

うーん、簡単に仮眠と言っても、その前後にいろいろとやることがありました。
日中のパフォーマンスを維持するためのテクニックと思えば、それも当然ですかね。
ここまですると、確かに1分という短時間でもその後は目も頭も結構冴えましたよ。

因みに仮眠が30分以上に及ぶと、「睡眠慣性」の危険な力が発動されてしまいます。 爆睡の世界への誘いには、くれぐれもご用心を。

あなたがたに、よき眠りが共にあらんことを……!