第9話 ハジメ、読んで、やってみた! -

そんなにガマンしなくても健康診断A判定は取り戻せる!

初春の候、みなさまはどうお過ごしでしょうか?

ども、ハジメです。

ボクは見事な寝正月の見本のような日々をすごした後、今は規則正しい日常生活にあえぐ毎日です。

年末から年始にかけて、おせちやら雑煮やら詰め込みまくり、さらには明るいうちから呑みまくって、ちょいと自分でも腹回りについた貫録が気になりはじめたこの頃。
そんな時にひょっこり出てきたのが去年の健康診断の結果!
総合判定Cは、ボクに望みうる最高の結果なんですが、立派に張り出した下っ腹を見下ろすと「要診断」やら「要観察」の三文字が目に痛い……

……このままじゃ、やばいかも。

そんなワケで、今回はこちらに挑みます!

『そんなにガマンしなくても健康診断A判定は取り戻せる!』

ホントにガマンしなくても大丈夫ですか、センセイ……?

健康診断で、特に目に痛い数値が「高血糖」に関するモノ。
要は「血液にブドウ糖が多すぎる」数値ですね。
ボクが真っ先に視線をそらす項目です。
高血糖だと、糖尿病とか、内臓脂肪とか、動脈硬化とか、何か色々コワイことを言われるんで、耳をたたんで聞こえないフリをするのがいつものコトだったりします。

そこで「食生活の改善」ってコトが重要になってくるワケなんですが、この方面でよく聞くのが「カロリー制限」と「糖質制限」、この二つ。

「カロリー制限」は食事に含まれるエネルギー=カロリー全体を抑えることで高血糖その他を予防・改善しましょう、という考え方。
それに対して、「糖質制限」はブドウ糖に直結する糖質自体を抑えるというもの。糖質は炭水化物から食物繊維を除いたモノとのことで、流行りの「炭水化物抜きダイエット」って、コレのことかなぁ?

今回の本では、主に糖質制限を取り上げています。
パンや米、甘いモノさえ控えれば、脂質やタンパク質は比較的自由に摂っていいんですって。

とは言え、やっぱり食べものでガマンするんでしょ……?

ん?
何か書いてある。
どれどれ……
「なんちゃって糖質制限」?
1日3食のうち、1食だけ糖質制限すればいいの?
それなら、何とかできそうな気がします!

(次の日)

色々考えて、糖質制限はお昼にすることにしました。
どちらかと言うと、朝と晩はしっかり食べたい派なんです。
そうなると、この本でおススメされているのがコンビニです。
最近のコンビニでは栄養バランスに配慮されたものが多く、分量もいろいろあって選択肢も多いとのこと。
で、この日のメニューがこちら。

ミニサイズのお弁当!

う、うーん…。
ボリューム的には結構ささやかだなぁ。
でも、通常の一人前の弁当で摂ってしまう糖質のことを考えると、この分量でも食べられるのはありがたい方か……
「なんちゃって」が取れると、さらにキビシイ食事制限になるんだろうなぁ…… この量で3食毎回は耐えられそうにありません。

それから、おにぎりは1個当たりの糖質やカロリーは、通常の弁当よりも低いのでおススメ品目の一つ。
何個食べるかでその辺りがコントロールできそうです。

サラダも当然おススメに入ります。
ただし、ドレッシングは控えめに!
糖分や脂質が多く含まれている場合もあるそうで、使っても付属のドレッシングの半分程度が良いそうですよ。

サラダはOKといっても、ポテトサラダやマカロニサラダはご法度!
ジャガイモやマヨネーズで禁断の炭水化物や脂質がたっぷり摂れちゃいます。
うーん、悩ましい……

お昼が終わって、午後も遅い頃になると口さみしくなって、甘いものが欲しくなることもありますよね。
あんまりガマンしすぎも良くないので、食べ過ぎない程度であればOKだそうです。
それがないと晩までとても持ちそうにありません。

糖質の面でおススメはナッツ類。
何とほとんど糖分が含まれていないそうです。
そいつはうれしいなぁ。
ただ、塩分の多いモノもありますし、そもそもカロリー多めなので食べ過ぎにはくれぐれもご注意を。

果物は果糖やブドウ糖などが含まれていますが、食物繊維やビタミン、水分が多いので、普通のお菓子類よりは格段に健康的だそうですよ。

生クリームたっぷりの甘いケーキの誘惑は払い難いものですが、ここばかりはぐっとガマン。
この1個には、お昼の努力を全て水泡に帰すほどの糖分とカロリーが秘められています。

やってみると、結構午後は空腹との戦いになりますね。 晩ごはんが待ち遠しくなります。
朝晩まで同じ調子だと持続は難しいですけど、「なんちゃって」ですから、まだ何とかやれそうです。
3時のおやつ時は少々自制心を強く持つ必要がありますけど。

ああ、夏の健康診断が待ち遠しい……