第10話 ハジメ、読んで、やってみた!

魅了する科学実験

寒さが身に染みる今日この頃。
皆さんはどうお過ごしですか?

ども、ハジメです。

今回のお題はこちらです。

『魅了する科学実験』

「科学実験」、皆さん、お好きですよね?
アルコールランプに火をつけたり、オキシドールを二酸化マンガンに注いでみたり、電気分解で陽イオンだ、陰イオンだとか……

そんなワクワクドキドキの科学実験が結構お手軽な準備でできちゃいますよ、というのが今回取り上げるこちらの本です。

で、何の実験をするのかと言いますと……
「アイスクリーム」を作ります。

……あ、いや、正確に言い直しますね。
「コンビニの100円アイスを完全再現」します。
寒い日にあったかい部屋で食べるアイスクリームは最高ですからね。
いえ、会社でアイスクリームを食べたいからというわけではないんですよ……。

……ちょっと実験ぽいでしょ?
いつも通りに食い気満々じゃねーか、みたいなツッコミもあるかとは思いますが、これも立派な実験です。
昨今、何かと取沙汰されることの多い「食品添加物」。
じゃあ、具体的にどんな効果があるの? ってコトを実験を通して知りましょう、というのが趣旨みたいですよ。

……とりあえず、やってみますか!

まずは用意するものがこちら。

それでは始めましょう。
まず、ボウルに植物性ミルクを注ぎいれ、

砂糖を投入!
おもむろにホイッパーで泡立てます。

頃合いを見計らって、バニラ香料と着色料を投入。
さらに泡立てます。

もういいかな?

用意したそれっぽい器にあけて、冷凍庫へ。

結構、短時間かつお手軽な作業です。
本格的にアイスクリームを作るとなると結構手間がかかると聞いてましたが、時間にして20分もかからないし、やることは基本ただただ泡立てるだけ。
さてさて、ホントにアイスクリームになるのかな?

翌日

さぁ、出来上がりです。

ちなみにこちらが比較対象に購入した市販のアイスクリーム。

実験アイスクリームには少し黄色味が足りないですね。 よく見たら、色素が底の方に沈殿してました。
泡立てが少しばかり足りなかったか。

気を取り直して、実食!

市販アイスクリームも実食!

ふぅむ……
ボクの好み的には味は市販品に軍配があがりますが、実験アイスクリームも普通にアイスクリームしてますね。
(ちなみに社内の女性社員は実験アイスクリームのほうがおいしい! と大絶賛だったことをつけ加えておきます。つけ加えろと言われたので……。)
何も言われなかったら、気づかないかも。
溶けにくさの点では、市販アイスクリームに分があります。実験アイスクリームに無い添加物の効果かな?
大して手間もかからないし、今度は溶けにくいアイスクリームづくりに挑戦してもいいかもなぁ。

今回のアイスクリーム以外にも、パラボラ集光器とか、ゴミから金を抽出とか、窒素レーザー、放射線検出器、炎色反応などなど、色んな実験が満載、しかもどれも身近な手段でできるというのも魅力です。
「科学実験」にご興味があれば、是非!

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