第15話 ハジメ、読んで、やってみた!

魅了する 科学実験2

梅雨が鬱陶しくこの上ない今日この頃。
皆様にはどうお過ごしでしょうか。

どうも、ハジメです。

空模様が不確かな時期、外に出るのも億劫なものですよね。
そこで室内でもできる暇つぶしのご提案として、今回はこちらを取り上げてみました!

魅了する 科学実験2

「ハンディバーナーで簡易爆轟実験」、「プラスチックごみから燃油を作る」、「簡単指紋検出」、「虹色スプーン」、「蛍光ストームグラス」等々、いろいろな実験が紹介されているわけですが、今回挑戦するのは、

「モーターなしで走り出す!不思議なコイルトレイン」

「簡易爆轟実験」は絵面的に派手そうだし、心惹かれるものがあったのですが、上司の許可は出ず。
残念ではありますが、室内でコッソリ楽しむにはコイルトレインの方が向いていると言われてしまえば、ぐうの音も出ないわけで。

コイルトレインとは何ぞや、というところを簡単に説明しますと、銅線がグルグル巻かれているコイルの中を両端に磁石をつけた電池が走る、ということだそうで。
ま、何はともあれ、やってみますか。

まずはコイルですね。
適当な太さの棒に銅線を巻きつけていきます。

巻きます。

巻きます。

まだ巻きます。

ひたすら巻きます。

ひー、もういいんじゃない?
これ地味に疲れる……

それでも巻きます。
まきます、まきます、まきます、まきますまきますまきますまきますまきますまきますまきますまきますまきますまきますまきますまきますまきますま……………

……できたっ で、棒から抜いて、コイル。

次は走らせる電池です。
用意したのは単4電池。この両端にネオジム磁石をくっつけます。

(単4電池)

(ネオジム磁石)

(合体!)

これでコイルの中を勝手に走り出すはずですが……

そりゃ!
……しーん

あれ?
もっかい!
……しーん
ええーい、動けぇっ!

ビクとも動かない……
なんで?

ん?
何か外野がうるさいなぁ。

え?
銅線が違う?
コーティングされてる銅線ではダメ?
裸銅線を用意しないと?
そ、そーいうもんなの?
何でもいいやって、適当に用意したやつなんだけど……
コイル巻くところからやり直し?
ひー!

(次の日)

これが話題の裸銅線。

また、巻くのかぁ……

(中略)

…すまきますまき…

(中略)

コイル2巻目、完成っ……
昨日のコイルと見比べると確かに色合いが違います。(右が2巻目ですね)

さぁ、これでどうだ!

お?
おお?
おおっー!?

う、動いたっ!
そこそこ早いなぁ。
何で動くのか、原理をお知りになりたい方は是非本書のご一読を。
梅雨時期の過ごし方の一つとして、コイル巻き。
おススメです。