◆戦略的な人脈づくりには論理的思考を
その他大勢から一歩抜け出すには、他人の知恵を上手に活用することが必要です。そのためには自分の目標達成における重要課題の一つとして、戦略的な人脈づくりに取り組まなければなりません。
これまでの人生を振り返ってみると、その時々においてさまざまな出会いがあります。しかし、それぞれの出会いが点在もしくは消滅しているとすれば、人脈価値は著しく損なわれてしまいます。
反対に点を面ととらえて有機的に活用していれば、その差はハッキリと表れてきます。ここに、人脈を戦略的な視点でとらえていく意味があります。
ずいぶん昔の話ですが、中学校の卒業式の後、担任の先生からこう教えられました。
「教師は君たちの勉強を助けてくれる。医者は身体の健康を維持してくれるし、警察官は安全な生活を守ってくれる。だから、いつでも相談できるように日ごろから親しくしておきなさい」
私にとってこの言葉は、社会を生き抜く知恵としての人脈戦略〈知図〉づくりの基本となっています。
自分にとって有用な人材は自然発生的には生まれませんから、いくら知り合いを増やしても意味はありません。付き合う相手も、相性が良いとか、好きとか嫌いとか感性ではなく、論理的思考に基づいた判断が求められます。
確かに自分と合わない人と付き合う方が、ストレスは大きいものです。しかし、自分のキャリアアップに生かす人的ネットワークづくりを目指すのであれば、そのストレスがプラスになることを信じて取り組めばいいのです。
◆自分の人脈を可視化する
自分の将来を考えることで、人的ネットワークは生まれます。まずは、目的に沿った自分の人脈の「見える化」から始めましょう。
可視化することによって、現状の自分を把握することができます。
それにより、
◎これまでの人脈の再発見
◎今の人脈の有効活用
◎新規開拓の必要性
など、人的ネットワークづくりの戦略プランが具体的になります。
これが、「人脈戦略知図」です。
ジグソーパズルを一つひとつはめ込むようなもので、時には目標達成に逸脱したピースを、勇気を持って取り除く作業も必要です。






















