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一緒に戦える仲間をつくろう!

「100年に一度」といわれる経済危機が直撃している日本社会。会社を経営する人、そこで働く人、それぞれが自分自身の生き方を問われる時代に入ってきました。
あなたの会社には、一緒に戦ってくれる「同士」はいるでしょうか? 苦楽を共にして働けるチームを持っていますか? 〈結束力〉は備わっているでしょうか? 逆境の時代を一緒に戦える仲間と乗り越えましょう!

坂戸健司(さかと けんじ

Profile
坂戸健司(さかと けんじ)
1955年広島生まれ。武蔵野美術大学(商業デザイン科)卒業後、佐藤晴男氏に弟子入り。さまざまな企業のマーケティング活動を行った後、郷里の広島に戻り新産業開発研究所有限会社を設立。代表取締役に就任。人材分析ソフト「COP性格分析テスト」を活用して企業が自社で人材育成、マーケティング活動、業態改革ができるようになる教育指導・コーチング活動を行っている。
著書は、『メモの技術』『絶対ウケる! プレゼンの技術』『「気がつく人」に人が集まる本当の理由』など多数。

 

最終回 結束力は自分の行動から生まれる

◆熱い想いが人を動かす

◎「将来の夢や目標を話すとき、冷めた発言しかできない人」
◎「将来の夢や目標を熱く語れる人」


冷静に考えて、どちらの人の方が、人の気持ちを動かすことができるだろうか。


考えるまでのことでもない気もするだろうが、この熱い気持ちこそが、人を動かしていくものなのである。


夢を語るなんて、少し照れくさいことかもしれない。ましてや仕事場でとなると、違和感を感じる人もいるかもしれない。


しかし人は生きていくために、多くの時間を労働に費やしている。それ故に、その働くという時間、空間の未来について「夢」を語ることはある意味、とても自然なことだとも思うのだ。


あなたが考えている夢を、キラキラと光った目で、きちんと順を追って話せば、多少突拍子のないことでも皆は耳を傾けてくれるだろう。


◆自分の行動が力のある言葉を生む

「言葉には力がある」と、ある著名な演劇の演出家は言う。「だからこそ言葉に気持ちを込めろ!」と。


人を動かすのは、気持ちのこもった、力のある言葉だ。


本当に思って発する言葉と、表面的な会話の言葉の違いは、受け取る方にはすぐに分かるものだ。しかし、それを意識せずに言葉を発している人が多い。


それは「どうせ言っても理解してもらえないだろう」という空しい気持ちが根底にあるのかもしれないし、気持ちを込めて話す訓練をしたことがない、力のある言葉を受け取った経験がない、もしくはそれ自体を避けて生きてきたのかもしれない、とさまざまな原因が考えられる。


しかし、今の時代は受け身で生きていては、力のこもった言葉を聞くことはできないかもしれない。理由はいろいろあるが、一番の解決策は、やはり自分から進んで向き合うことだ。


「自分がしてほしいことを自ら率先して行う」


それがすべての結論と言えるだろう。チームの結束力を高めるためには、まず自分の日々の行動を見直し、気づくことがすべての始まりだ。


◆あとがきにかえて

ほぼ一年にわたり、連載を読み続けてくれた読者の皆さん、ありがとうございます。


いろいろなご意見をいただいきまして、心から感謝しております。またどこかでばったりお会いすることがあれば、ぜひ話しかけてください。


資源のない日本の唯一の資源は〈人財〉です。私自身、人財育成に関する仕事を続けたいと願いつつ、仕事と人生の両方を楽しもうと思っています。皆さんもどうか心身共に健康で楽しい人生を生き抜いてください。


 

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