MARVEL 倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密 (単行本)

MARVEL 倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密
著者 チャーリー・ウェッツェル
ステファニー・ウェッツェル
上杉隼人
ジャンル ビジネス > 経営読本
出版年月日 2020年09月26日刊
ISBN 9784799109274
判型・ページ数 4-6・264ページ
定価 1,870円(本体価格+税)
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フォーマット 価格
単行本 定価1,870円(本体価格+税)
電子書籍 -

目次

CHAPTER1 すべては1軒の家からはじまった
CHAPTER2 新しいヒーローを求めて
CHAPTER3 止まらない経営危機
CHAPTER4 ついにハリウッドへ
CHAPTER5 アイアンマンにすべてを賭ける
CHAPTER6 アベンジャーズ、アッセンブル!
CHAPTER7 さらに上の、輝かしい高みへ

内容

マーベル・スタジオはどうやって成功したか?

その物語を知るにはどこから語りはじめるのがいいだろうか? 多くの人はスタン・リーをまず思い浮かべるだろう。確かにあの老人は『アベンジャーズ エンドゲーム』(2019)まですべてのマーベル映画にカメオ出演した個性的な人物だったし、2018年11月12日に彼が亡くなったというニュースが流れたときは多くの映画ファンが悲しんだ。リーは単なる愉快なお年寄りではなく、80年以上マーベルに関わってきた同社になくてはならない存在だった。

ハリウッドでは大きなニュースにならなかったが、1981年にマーベル・プロダクションが設立されたことから話をはじめるのがいいと思う人もいるだろう。
2008年に制作されたマーベル・スタジオの最初の映画『アイアンマン』から話をはじめるのはどうか? 誰もあの映画が大ヒットするとは思っていなかったし、映画の構想は20年以上ハリウッドで棚上げにされていた。脚本家もいなければ、主役のロバート・ダウニー・ジュニアは問題を抱えてもいた。大掛かりなスーパーヒーローを手掛けた監督もいなければ、制作の資金繰りにも苦労した。だが、それは大ヒットした。

もしマーベルがどうして成功したか本当に知りたければ、マーベルのコミックスを知る必要がある。マーベルのコミックスを理解すれば、マーベルがいつどのようにはじまったかわかる。マーベルの成功はスーパーヒーローではなく、ブルックリンの貧しい少年が起こした。時代が20世紀に入ってまもなく、マーティン・グッドマンがマーベル社を創設したことに端を発する。

スーパーヒーローが何人も登場し、膨大な数のキャラクターがあふれ、キャラクター同士がおたがいの世界でぶつかり合い、アーティストも業界人も力をあわせて会社のビジネスを発展させる。こうしたマーベル・スタジオとスタジオの特色の多くのは、すべてグッドマンが会社を創設したそのときからはじまったのだ。 だからここから話をはじめよう。(「プロローグ」より)

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