トヨタの会議は30分 ~GAFAMやBATHにも負けない最速・骨太のビジネスコミュニケーション術~ (単行本)

トヨタの会議は30分 ~GAFAMやBATHにも負けない最速・骨太のビジネスコミュニケーション術~
著者 山本大平
ジャンル ビジネス > ビジネススキル
出版年月日 2021年04月14日刊
ISBN 9784799109496
判型・ページ数 4-6・216ページ
定価 1,430円(本体価格+税)
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単行本 定価1,430円(本体価格+税)
電子書籍 -

目次

第1章 極限まで無駄を減らす「時短会議術」
・30分会議で2ヶ月分の時間を捻出
・無駄な「定例会議」と「上司の付き添い」は認めない
・ホワイトボードの記入内容をそのまま議事録に
・いきなり議論に入っていいか最初の5秒で判断する
・「会議ではメモなし」が暗黙知

第2章 確実に相手を仕留める「コミュニケーション術」
・1分でOKをもらえる資料のつくり方
・プレゼンでは聞き手を迷子にさせない
・あがり症の人は目線と声質を安定させる
・「口2耳8」の割合で話す
・文字ベースで議論しないでさっさと電話する
・放置プレイには上司巻き込み型のメールで反撃

第3章 トヨタ魂の根幹「本質思考」
・読めるけれどもあえて空気を読まない
・本気で綺麗事を信じそれを現実にする
・「なぜ?」と「定義は?」でトコトン自分の頭で考えさせる

第4章 スピリットをつなぐ「トヨタの教育」
・「嫌われてナンボ」のオヤジマインドで若手を育てる
・苦手と得意の判断を急ぎすぎない
・試行錯誤で素早く限界把握 無理ならサクッと助けを求める

第5章 良好な人間関係を築く方法
・ピリついた人間関係のフォローには飲み会を活用
・ネガティブすぎる相手は30分怒りを寝かせてから無視する
・人間は予定どおりに不合理な生き物だとはじめから認識しておく

第6章 人間力を嵩上げする「配慮」のつくり方
・自らを凡人だと認識して開き直る
・ご縁を大切にし常に感謝の気持ちを持つ

ほか

内容

成長して少し規模が大きくなると、多くの会社では「大企業病」が発生します。社内の忖度と事なかれ主義がすべてを覆い、内向きの仕事に時間を取られているうちに、欧米企業と中国企業にすべてを取られる──そんな光景を、私たち日本人はここ数十年でどれだけ見てきたでしょうか? ところが、どんなに企業規模が大きくなっても、そうした大企業病に侵されていないように見える日本企業があります。そう、トヨタ自動車です。トヨタでは、結論が秒で出てきます。おためごかしを嫌い、浮ついた若い奴は現場のオヤジさんたちに三河弁でガッツリどやされます。本質志向の骨太なコミュニケーションがいまでもしっかり存在しているのです。
本書は、トヨタが大企業病から逃れるうえで重要な要素の一つになっている「社内でのコミュニケーション術」について、実際にトヨタマンとしてビジネス人生の基礎を築いた著者が、愛を持って振り返りつつ分析、一般に紹介する1冊です。「カイゼン」など、生産管理手法についてはすでによく知られているトヨタ自動車の社内で、実際にどんなコミュニケーションが行われているのかが明らかになります。……すべてのジャパニーズビジネスパーソン、必読の書と言えるでしょう。

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