ウラジーミル・プーチンの頭のなか (単行本)

ウラジーミル・プーチンの頭のなか
著者 ミシェル・エルチャニノフ
小林重裕
ジャンル 人文 > 教養
出版年月日 2022年07月22日刊
ISBN 9784799110591
判型・ページ数 4-6・328ページ
定価 1,980円(本体価格+税)
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フォーマット 価格
単行本 定価1,980円(本体価格+税)
電子書籍 定価1,980円(本体価格+税)

目次

第1章 何よりもまずソビエトを
第2章 カント、ピョートル大帝、柔道の哲学
第3章 傾倒する哲学者 イワン・イリイン
第4章 許しがたい世界の潮流
第5章 特別な国、聖なるロシア
第6章 ユーラシア主義の夢
第7章 偽りの友、ドストエフスキー
第8章 新しい帝国
第9章 野望の行く着く果て
第10章 ウクライナ侵攻への伏線

内容

ロシア思想を専門とする哲学者、ミシェル・エルチャニノフが、ウラジーミル・プーチンの膨大な演説録、読書歴からその思想を解剖・分析し「頭のなか」を明らかに!出版されたフランスでは「両世界評論賞」を受賞し、イギリス、ドイツ、スペイン、ギリシャで翻訳されている話題作。プーチンのウクライナ侵攻の理由について、日本では「体調不良説」も出ているが、本書では彼が持つ危険思想を「ソ連回帰」、「ロシアの道」、「ユーラシア主義」の3つに腑分けし、明快に解説してみせる。あらゆるメディアを信じず、机の上の「赤いファイル」だけを頼りに国の舵をとる69歳の孤独な独裁者は、どのような論理で蛮行を決断したのか…日本人の目を開く一冊!