生前対策が全然わかっていない親子ですが、家族信託って結局どうすればいいのか教えてください! (電子書籍)

生前対策が全然わかっていない親子ですが、家族信託って結局どうすればいいのか教えてください!
著者 佐伯知哉
ジャンル 実用 > 法律
出版年月日 2025年11月21日刊
判型・ページ数 312ページ
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フォーマット 価格
電子書籍 電子書籍書店でご確認下さい
単行本 定価2,420円(本体価格+税)

目次

Part 1 「家族信託」のキホンってどういうこと?
Part 2 「家族信託」の活用ポイントを押さえる!
Part 3 「家族信託」の手続きのキホンを押さえる!
Part 4 「家族信託」と他制度の違いを知りたい!
Part 5 「家族信託」の活用ケースを知る!
巻末付録 「信託契約書」「信託財産目録」の記載例、エンディングノート、Q&A、索引

内容

家族信託は、「家族の未来」を守るための新しい選択
もし、本人や家族が認知症になったら、さまざまな問題が起こります。
「銀行口座の凍結」「自宅を売却できない」「マンションなどの賃貸物件を管理できない」……。
こうした“資産凍結のリスク”を防ぐ仕組みとして注目されているのが「家族信託」です。

「信託できるほどの資産なんてないから、私には関係ない」と思いがちですが、いざ親や家族などが認知症や病気になったとき、資産が凍結されると、病院や介護施設などの費用に困ることもあります。

高齢化が進む日本では、認知症により本人名義の財産を動かせないケースが社会問題になっています。
家族信託を活用すれば、本人と家族が決めたルールのもと、「生前の財産管理」から「相続対策(財産承継)」までをスムーズに行えます。

「でも、家族信託って結局どうすればいいの?」

そう感じている方にこそ読んでほしい一冊です!

家族信託とは、自分の財産を家族など信頼できる人に託し、その人が自分や家族のために財産を管理・運用・処分する仕組みです。
仕組み自体はとてもシンプルで、
「委託者(財産を託す人)」と「受託者(託される人)」の契約だけで始められます。
法律に基づく一定のルールはありますが、面倒な役所への届出は不要です。
また、「家族」という言葉が入っているため、「家族の間でしかできないの?」と誤解されがちですが、実際には家族以外の人を受託者にすることも可能です。

本書では、ネコ村先生となった司法書士の著者が、一見とっつきにくい家族信託の全体像を、イラストと文章の見開き構成でわかりやすく説明します。
「備えあれば憂いなし」として、家族信託のキホンをみっちり指南します!

[こんな方におすすめです]
・親が認知症になる前に、資産管理を準備したい
・相続や事業承継をスムーズに進めたい
・親なきあとの子どもの生活を守りたい
・成年後見制度以外の方法を知りたい
・“もしも”のときの備えに、家族が安心して暮らせる仕組みを整えたい

[この一冊でわかること]
・家族信託の基本から、具体的な手続き・活用事例
・認知症対策としての活用
・成年後見制度との違いと併用
・相続・事業承継・資産承継の設計
・親なきあとの子どもの生活への備えを考えている方
・おふたりさま・おひとりさまの老後設計を考えている方
・事実婚の資産整理を考えている方
・ペットのための信託   ……など