第5話 ハジメ、読んで、やってみた!

大人のための「超」計算トレーニング

ども、ハジメです。

唐突ですが、皆さん、「暗算」って得意ですか?

中途ハンパな消費税のおかげでお釣がいくらかとっさに出てこなくてイライラしたり、ワリカンしたら後になって損していたり、「表示価格から○○%OFF!」の文句に踊らされて会計してみたら思ったより払わされることになったり……

そんなコト、よくありますよね?

そこで、今回取り上げるのがこの一冊。
『書き込み式・速算ドリル 大人のための「超」計算トレーニング』

僕って昔から「算数」って苦手なんですよねー。
通知表に赤々と書かれた「1」という数字は今も心に刻みつけられていますよ……

特にけた数の多い暗算となると一苦労。
たし算・ひき算はまだしも、かけ算・わり算までいくと、もーギブアップ

この本によれば、そんな僕でも「スキル」を使えば、「速くて」「正確な」計算ができるっていうんです。
ホントかなー?

目次をざらっと見てみますか。

『たし算は「上から」やろう』
『2けたずつ区切って計算する』
『平方数を一瞬で計算する』
『わり算はもともと「上から」計算』

んん? こんなコト、学校じゃあまり聞いたことがないな……

「上からやるたし算」と言うところから見てみましょうか。パラリ

「計算は一の位から」という固定概念を捨てる

おおっと。のっけから学校で習ったことを全否定!
でも、それってどゆこと?

例題のだと、こんな順番の計算になります。

なるほどねー。
従来通りの「一の位からの計算」だと、繰り上がりがあるから、暗算になるとちょっとややこしいですけど、十の位からの計算はその辺りのややこしさはないですね。
これをスキルこうじゅんと呼ぶそうですよ!
覚えておいて損はなさそうです。

「2けたずつ区切って計算」というのも興味をひきますね。パラリ

ん! 今度は4けた同士のたし算かぁ。
これも暗算しろと言われたくない計算です。

今回使うのはその名もスキルけた分け!

下から2けたずつ区切って計算するというスキルだそうです。
例題の「2856+4629」で見てみましょうか。(うーん、見てるだけで頭痛くなる!)

へー、これはこれは。
結構すんなり計算できるものですねー。
「計算」というものが何だか、読む前とでは違ったものに感じます。
少し考え方を変えるだけで、こんなにも変わるものなんですね!

他にも、ひき算・かけ算・わり算に使えるスキルが満載。
さらに輪をかけてややこしい小数・分数の計算が暗算できてしまうスキルまで網羅しています。
これは、むしろ算数が嫌いだった人にこそ読んでほしい一冊かも。
目からウロコは保証しますよ!